いま改めて注目したい強羅の魅力
スイッチバックで山を登る箱根の象徴・箱根登山鉄道の終着駅である強羅。 著名人や文化人たちが居を構えた別荘地として栄えただけに、 どこか漂う文化の香りや高級感が街の印象を形作っています。
現在でも「強羅花壇」をはじめとした名宿が多く、 “大人のためのワンランク上の箱根”といった印象は健在。 しかし一度訪れてみれば、それだけではない強羅の魅力に気がつくことでしょう。
そんな魅力の筆頭は、やっぱり温泉。 強羅ではタイプの異なる5種類の泉質が楽しめ、 その色合いから、5色のパステルカラー温泉と呼ばれています。 立ち寄り入浴ができる施設も10箇所以上あり、 日帰りで気軽に泉質を味わい比べてみることができます。
もちろんタイプも価格もさまざまな宿泊施設が充実しているので、 泊りがけで時間を気にせずゆったりと温泉を楽しむことも可能。 さらに土産物屋の充実ぶりも箱根有数。 駅前通りを中心に、菓子、豆腐、名産品などを扱う店が並びます。 近年は飲食店のほか、おしゃれなカフェも増加していますので、風情のある街並みをのんびり街歩きしてみるのもいいものです。
紅葉と多彩な体験ができる名所・強羅公園
強羅観光といえば、やはり強羅公園は外せません。 強羅駅から徒歩5分ほどの場所にある大型の公園で、 園内にはローズガーデン、喫茶、熱帯植物園など見どころがいっぱい。
とくに11月は園内の木々が一斉に色づき、 鮮やかな秋景色に変わります。 ローズガーデンに咲く秋バラと紅葉の対比が楽しめるのも、 この公園ならではの魅力。 遠くに望む明星ヶ岳も、美しい秋色に彩られています。
そんな紅葉と並ぶ強羅公園の楽しみが、 園内の「箱根クラフトハウス」でできるさまざまなものづくり体験。 溶けたガラスを吹いて形にする吹きガラス、 手びねりやろくろで仕上げる陶芸、 グラスに好きな模様を描くサンドブラストなど、 思い出にも形にも残る体験は、家族連れにもおすすめです。
ひと足のばして、観光名所めぐりへ
箱根の中心部に位置し、各エリアへのアクセスが良いのも、強羅の大きな魅力です。 たとえば秋には一面のススキ原が広がる仙石原へは、車で10分少々。 芦ノ湖にも車なら30分程度で到着します。
彫刻の森や箱根ガラスの森、ポーラ美術館、ラリック美術館といった名所も、 強羅起点ならくまなく回ることができるでしょう。
さらに強羅駅から発着する観光施設めぐりバスを利用すれば、 箱根観光はいっそう手軽で便利。 一時間に3~4本程度の便がありますので、 旅程に合わせていつでも利用することができます。
初日は強羅の宿でゆったり温泉三昧、 翌日は強羅発のバスで観光地めぐり。 1泊2日でもそんな充実した旅を、自在に楽しむことができるのです。